最終更新日 2025年1月9日
ピルに興味があり使ってみたいと思っても、副作用などが気になり使用を躊躇してしまうという人は少なくありません。
そんな場合にはピル外来を受診するのも良い選択です。
参考
・神戸 ピル クリニック
ピルを服用するメリット
ピルを使う目的は様々ですが、服用することでの避妊効果だけではなく、女性ならではの悩みを解消することができるのもメリットのひとつです。
主な効果には、ほぼ100%の避妊効果や、ニキビの改善、月経周期の移動や月経前症候群(PMS)の緩和や月経不順や月経過多の改善、子宮内膜症の治療などがあります。
種類には低用量ピルとアフターピルの緊急避妊が主なものです。
低用量ピルは生理痛や月経前症候群やニキビや生理不順などを改善し、避妊を目的に服用します。
アフターピルは、望まない妊娠を避けるため性交渉後72時間以内に服用するピルです。
何らかの理由で避妊が失敗したり、望まない妊娠を避けるための緊急手段で、72時間以上経過すると殆ど効果はないため早めにピル外来に相談すると良いでしょう。
生理の周期を早めたり遅らせて運動会や試験など大切な日に生理にならないようにすることも可能です。
副作用について
服用することで気になるのは副作用です。
よくある副作用には生理以外の出血や浮腫み、吐き気などがありますが、どれも短期間の症状でピルを内服している間に症状は落ち着くものです。
副作用で注意したいのは血栓症です。
ピルは血液を固まりやすくする作用があり、血栓が出て血管が詰まる頻度が高くなる報告もあります。
血栓を起こしやすい原因には、血栓体質であったり、肥満や喫煙、手術や年齢、長期安静や脱水、高血圧や糖尿病などが考えられます。
そのため内服した後には定期的な血液検査が必要です。
ピルは通販サイトなどでも手軽に購入できる場合がありますが、どのように服用すれば良いのか分からずに適当に飲んでしまうと効果が得られないだけではなく、副作用の影響も考えられます。
ピルは女性ホルモンの成分が含まれた薬で、服用することで排卵が抑制されたり、避妊することが可能になります。
コンドームよりも避妊効果が高い
避妊はコンドームで行う人もいますが、コンドームよりも避妊効果が高いため確実に避妊したい場合にはピルがおすすめです。
服用を止めることでその後短期間で妊娠することも可能で、胎児にも影響はないです。
毎月の月経痛に悩みを抱えている人もいます。
なかには会社や学校に行けないほど痛みが強い場合もありますが、低用量ピルを服用すれば月経痛を緩和できたり、経血量を軽減する効果も期待できます。
避妊はもちろんですが、生理痛の悩みや生理日を移動させたいという場合には、ビル外来を受診することがおすすめです。